【男子の出場者】
男子のエントリー数は、一般(オープン)が51人で最も多く、ダブルエントリーの50人を含めると101人となっている。マスターズ1(40代)は47人、マスターズ2(50代)は49人で、一般とほぼ同程度のエントリー数となっている。
【女子の出場者】
女子のエントリー数は、一般(オープン)の14人に対し、マスターズ1(40代)は13人で一般と同程度、マスターズ2(50代)は28人で一般の2倍もの出場者数となっている。
【男女全体の傾向】
男女ともマスターズ(M1~M5のトータル)のエントリー数が一般よりも多い。
マスターズ5(80代)のエントリー数は9名(男子8名、女子1名)で、最高齢は男女とも88歳(1936年生まれ)となっている。
一方、サブ・ジュニア、ジュニアは男女併せて23名のエントリーに留まっている。
【男女の出場者数】
男子のエントリーは217名で全体の75%、女子選手は72人で全体の25%となっている。
女子のエントリーは男子の約1/4だが、JPAの選手登録数比は《男子:女子=86%:14%》(『パワーリフターの男女比は?』参照)なので、シングル・ベンチプレス(エクイップ)大会への女子エントリー率は高い(選手登録数比の約2倍)といえる。
エントリーの男女比は《男子:女子=3:1》
【出場者数が多い都道府県】
エントリー数が5名以上は11都道府県。最多は神奈川県の55名で、大阪府51名、東京都44名がトップ3となっている。開催地の東京都を含む関東圏からのエントリーが多く、遠方では北海道の16名、広島県の7名が健闘している。
【出場者数が少ない都道府県】
エントリー数が1~4名は17府県。出場者数0は19県となっている。
【エントリー者の所属団体】
試技に補助が必要となるフルギア・ベンチプレス。以外にも、個人(無所属)が最も多く32人(全体の約11%)となっている。
エントリーが20名以上の団体は、《K's GYM横浜(神奈川県)》29人、《ストロングライン(埼玉県)》24人、《K's GYM(大阪府)》21人の3団体。10名以上は、《TXP(東京都)》19人、《8suki gym(大阪府)》12人、《K’s GYM千葉(千葉県)》11人の3団体。大阪府と関東3都県の団体が上位を占めている。
《K’s GYM》は本店・支店の3団体合わせて61名がエントリーしており、全体の約21%を占める最大勢力となっている。関東、大阪府以外では、《BURST LIMIT(北海道)》が6名のエントリーで健闘している。
【第1位】
第1位は4都府県が60ポイントで並ぶ大接戦。1位、2位の数の差で、第1位は大阪府、続いて第2位は東京都、第3位は神奈川県、第4位は埼玉県となった。
【ブロック別の傾向】
関東ブロックはベスト10のうち5都県が入り、トータル285ポイントで圧勝している。続いて近畿ブロックのトータル111ポイント。
【全体の傾向】
地元開催の関東ブロックが上位を占め、比較的交通の便がいい東海ブロックも10位、11位に食い込んでいる。北海道は1位と6ポイント差の第6位で大健闘している。
日本最強の都道府県は大阪府
【第1位】
都道府県対抗と同じく、クラブ対抗も第1位が60ポイントで4クラブが並ぶ大接戦。1位、2位の数の差で、第1位は《ストロングライン(埼玉県)》、続いて第2位は《K's GYM(大阪府)》、第3位は《K's GYM横浜(神奈川県)》、第4位は《TXP(東京都)》となった。
【その他】
《K’s GYM》は本店・支店の3クラブともベスト10入りしており、トータル168ポイントで圧勝。
日本最強クラブはK's GYM
【略語】
・1st : 第1試技, 2nd : 第2試技 , 3rd : 第3試技
・S : 成功(successful), F : 失敗(failed)
【試技毎の成功率】(Fig.1)
第1試技の成功率は80%、第2試技は63%、第3試技は31%となっている。
【3試技の成功・失敗】(Fig.2 / Fig.3)
3試技成功は56名で全体の20%。一方、3試技失敗(失格)は23名で全体の8%となっている。3試技中2試技成功は全体の43%、3試技中1試技成功は全体の29%となっている。
カテゴリー/階級別の出場者は?
日本記録の達成は?
【男子】《Table.1》
男子は全66カテゴリー/階級のうち51で出場があり(77%)、10の日本記録が達成された(20%)。
(M5,-66kgは2名達成)
最激戦区は一般・74kg級と一般・93kg級の15名。
【女子】《Table.2》
女子は全66カテゴリー/階級のうち32で出場があり(48%)、10の日本記録が達成された(31%)。
最激戦区は一般・52kg級の8名。